都道府県民共済

「都道府県民共済」の加入件数が伸びています
生命保険にあたる「生命共済」は３月末で
日本生命保険を初めて上回りました
保険金の不払いなどで大手生保が契約者を減らす一方で
月割安な共済掛け金で支持を得ているようです

共済は全国生活共同組合が運営しており
３８都道府県で手がけています
月々の掛け金は１０００円からと手頃なところも魅力ですね

一番身近なところでは子供の共済ではないでしょうか
プライベートで遊んでいるときに怪我をした場合も共済金がおります
入院はもちろん、通院の場合にも通院給付金が支払われることは
保障という面で安心です

病気の場合についてみてみますと
主契約は入院日額４５００円が一般的です（５日以上の入院）
医療特約を付加すると１日目から４日目までが給付

手術を行った場合、規約に定める対象の手術に限り
治療点数によって５万円から２０万円が支払われます

よくCMでみかける医療保険ですが
いろんな保険会社のものがありますね
毎月の保険料は格安のような気がしますが
手術を行っても良性の腫瘍を摘出した場合
手術給付金は支払われない
と、約款に定められているものもあります

大抵は保険契約時以前に約款を見ることはありませんので
契約後、約款を見てから知ることも少なくないでしょう

CMで保険料の安さと手術給付金
を謳い文句にしているところが殆どです
視聴者はいい保険だと判断することが多いでしょう
実際に入院し手術を受けたあとで、この手術には入院給付金しか
支払えませんと言われると少し困惑してしまいますね

その点、共済の手術給付金は柔軟な設定だといえます
医療は日々進歩しています
手術内容や治療法も以前とは変っているのが現状です
昔の約款を今でも流用している保険会社も少なくありません

現代の医療に沿った保障内容をしっかりと把握しておきたいものです
共済の約款、お手元にお持ちでしたら一度ご覧ください
結構細かく治療項目が記述されていますので
いろいろと勉強になります

もうひとつ、共済金の給付ですが
支払い事例が発生してから振込みまでの日数が
比較的短いといえます
早ければ申請した日の４日後に振り込まれることもあります