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保険金と保険料の違い
保険金とは保険会社が契約者に対して支払うもので、保険料とは契約者が保険会社に月々支払うものをいいます。保険料の支払いには 月払い、年払い、一時払いなどがあります。
生命保険、今外資系が注目を浴びてます。
これは日本の各社が定期保障を主とし終身保障を少なめに設定したパックのものを売っていた頃、外資系が各人に必要なものだけの保険を売ろうと 日本のマーケットに進出してきたことが始まりです。
それまでは世界第一の資産を有していたのは日本の保険会社でした。誰もが知っている~のおばちゃん。。というところです。ところが外資系の進出によって独占していた日本の各社は顧客が分散し始めました。
逓減定期というものがあります。これは保障額を少しづつ減らしてゆくものです。
例えば、加入した時の保障を2000万円とします。5年後には1500万円、10年後には1000万円、15年後には500万円の保障というものです。この保険の特徴は、働き盛りのときの保障を厚くし、定年後の保障をあまり厚くしないというものです。当然保険料(契約者が支払うもの)も年々安くなってゆきます。
保障額が減るのは不安だという方がいらっしゃるかもしれませんね。補償額が減る分をあなたの貯蓄に回しなさいという意味です。
生命保険の本質というものは不慮の事故、病気によって大黒柱が亡くなったり働けなくなった場合に、その家庭に必要な金額を保障することです。ですから必要なお金を手元に持っている場合は生命保険に加入する必要はないのです。(そういう方は節税を目的として加入してらっしゃるかもしれませんが・・・)
保険金と保険料の相対関係
自動車の任意保険と違って生命保険では契約者が支払う保険料が保険会社毎に違っているようです。保険料というものは支払われると想定した保険金と契約者数×保険料との収支から決められています。ですから契約者が多く、長く保険に加入できるところは当然月々の支払いが安くて済みます。
とはいえ各社ともそんなに大きく変わることはないと言えますね。
でも、元気な外資系の会社は新しい商品をどんどん売り出します。これは今どんな保障が必要なのかを絶えず分析して他社よりも早く売るという戦略によるもので、いいように言えば自分にピッタリの保険をアレンジしてくれるとお考えください。
さて、生命保険 勧誘がしつこくて困惑してしまうという声が聞こえてきそうです。確かに各社ともにより多くの優良な契約者をという気持ちは同じですが、一人を勧誘するのにかかる時間と人件費を考えると資料を送付し加入を待つというスタイルが多くなってきています。言い換えると地域密着型ではなく全国ネットでCMしている外資系の会社がそうです。解らないことがあると、訊けば親切に教えてくれます。
また、どの会社にもFP(ファイナンシャルプランナー)が在籍していますのであなたに合った保険を提案してくれます。
FPとは収入と支出から無駄な部分を改善するように提案するヒトです。現在は保険外交員がその資格を持ち勧誘しているところが増えてきました。
今日のところはこの辺で!
次回はちょっと裏話でもしましょうか。。。